「べき論」は危険

皆様、おはようございます。

星見です。

GWも終わり、普通の生活に戻ったのではないでしょうか。

今日は「べき論」は危険というタイトルで色々と書いていこうと思います。

なぜ「べき論」が危険なのかというと、「べき論」を沢山持っている人は生きずらいからです。

そしてこの「べき論」は自分の中のより深い所まで、浸透しています。これを無くすのは結構大変。

自分の心を覗いて見ると、それにどんどんと気づいています。

あまり「べき論」と言われてもピンとこない方がいると思うので、説明します。

「べき論」というのは「あるべき姿」を持っていることです。

子供は〇〇であるべき、日本国民は〇〇であるべきの様に色々当てはめてみましょう。

男性は、女性は、親は、会社は、友達は、ダイエットは、眼鏡は、食べ物は、水は、スマホは、あいつは、結婚は、先生は、恋愛は、親の面倒は、従業員として、●十代までには、お金は、収入は、等々

実は、私たちは数えきれない程の「べき論」を駆使しています。

しかし、この「べき論」は、過去の慣習や、何かしらの本、誰かの影響、未来への心配、過去の失敗など、今この瞬間にはあまり関係ない事柄ばかりです。

常日頃から、今のこの瞬間に全く関係ない事に頭を使うと、病みます。とくに問題が起こった時に状況が整理できません。

例えば、イジメられている人がいるとします。家に帰るとイジメはなくなります。しかし家に帰っても学校でいじめられている事で頭を悩ませて、どんどん病んでいきます。

会社がつらい人がいます。家にいるときは基本的に開放されているはずなのに、行くのがつら過ぎてずっと会社の事を考えて、どんどん病んでいきます。

●●したらどうしよう。と未来の事ばかり考えて、今の自分がどんどんおろそかになります。

物事はそんな単純ではないと聞こえてきますが、単純化出来ないのは個人の問題です。むしろ「べき論」がありすぎて、複雑化しているように思います。

彼氏にDVされました。別れるか迷っています。でも次いつ彼氏が出来るかわかりません。どうしたらいいでしょうか。

まず、彼氏にDVされました。⇒生命の危機なので、これが一番大事なはずでは?

別れるか迷っています。⇒生命の危機を凌駕するほど、思考に染まっています。過去に色々いい思い出もあるのでしょうね。将来の事も考えているに違いありません。もしかしたら、まだやり直せる。あるべき(論)姿に戻れるのではないかと期待しています。

いつ彼氏が出来るかわかりません。⇒彼氏はいるべき論ですね。

どうしたらいいでしょうか⇒今の自分ではなく、過去未来と思考が縦横無尽に駆け巡り、自分で何も決められなくなってしまっています。

こんな感じですかね?

実は、この中の「べき論」を深く掘ってしまうと、沢山出てきますどんどん無限に、そして自分が何にに支配されているのかを知っていく羽目になります。

正直、今の世界では、そこまでやる必要はないと思います。苦しくても何とか生きられるので。

しかし、「べき論」を自分が沢山持っている事を理解すると、ちょっと人生が楽になります。

ただ、ここで気を付けたいのが、私が今回言ったことを盲目に信じないことです。それが新たな「べき論」として今後の自分の人生を蝕んでいくからです。

「べき論」と自分は支配関係にあります。

なんか言ってるわ。くらいがちょうどいいです。

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