皆様おはようございます。
星見です。
スピリチュアルという言葉を聞いて、皆さんはどの様なイメージを持たれているでしょうか。
スピリチュアル大好き！って人も我慢して聞いてみて下さい。
スピリチュアルは、「霊的な」「魂が」「神聖な」など、オカルト的なイメージがあるのではないでしょうか。
本人がそう思っていなくても、一般的なイメージではそのように感じます。
確かに、宗教的な意味合いはあるかもしれません。
また、神秘的な、ニューエイジ的な、精神世界や心霊的な要素も多分に持っている用語ですよね。
以前、WHOの会議にて「spiritual（霊的）とdynamic（動的）」を加えた新しい健康の定義が検討された時期が1998年にあったそうです。
実際には正式採用されなかったみたいですね。
一方で、緩和ケアの方面では、このスピリチュアルは盛んに話されるようになります。
苦痛に対して、そもそも苦痛とは何かという定義が必要になったそうです。
苦痛とは一般的に、肉体的な苦痛、精神的な苦痛、社会的な苦痛の3つから成るとされてきたそうですが、それにプラスさせるようにスピリチュアル・ペインという単語が入りました。
スピリチュアル・ペイン？霊的苦痛？精神的苦痛との違いは？むむ？となりそうですね。
現場的に詳しい事は、現場に従事されてる方に聞くことが一番だと思いますが、このスピリチュアル・ペインをどう訳すかはかなり難しかったみたいです。
現在では、人間の存在や意味を構成する要素（関係性、自律性、時間性）の喪失によって生じる苦痛という、生きがいの喪失としての要素になっているそうです。
若干スピリチュアルのイメージが今までとは毛色が違う感じがします。
次に、私が教えられてきたスピリチュアルについてお伝えします。
それは精神レベルの高い人です。どちらかというと真理を探究する、本質を見極める力を養う方面で使われていました。精神的な要素や宗教的な要素も多少は入りますが、魂レベルとかいう方面よりは、哲学的に思考する方に近かったように思います。
今日はスピリチュアルって色々あるよねって話です。
いつも皆様のご無事と幸せを祈っています。
ありがとうございます。
星見
