皆様、おはようございます。
星見です。
実は、私は五行論の「生」について納得がいっていません。ただの与太話です。
水生木、木生火、火生土、土生金、金生水ですが、この「生」の関係を水は木を育て、木は燃えて火を生み、火が燃えて灰は土になる、土を掘って金が出て、金属の表面に水が生じるなんて覚え方が一般的であると思います。
実はこれに全く納得がいってません。
・木は水が育てる
んん。まぁいいでしょう。太陽いるけどな
・木は燃えて火を生む
燃えて、、、いやもう火ですやん。その時点で。
・火が燃えて灰は土になる
火は火ですやん。燃えて灰になるのは火種ですやん。
・土を掘って金が出て
ん~。まぁよし。色々言いたい事はあるけどな
・金属の表面に水が生じる
いやいや少な!圧倒的な水量のなさよ。
まぁまぁ、それ覚え方だから。なんて言われると思うのですが、覚え方とても弊害があると思います。
西洋的な四元素と東洋的な五行の違いで金に着目する人はいると思いますが、今回はその話ではありません。
しかし、今回はそういった話ではなく、
むしろ、直感的に分かりやすいのは「克」の関係なんだと思います。
水克火、火克金、金克木、木克土、土克水で、火は水で消え、金は火で溶け、木は金で傷つけられ、土は木でやせ細り、水は土で自由を奪う。ってのが先なのでは?と思っています。
生というのは、生じていると書くのですが、その作用を助けているに過ぎないと考えた方が、分かりやすいと思います。
なので、現実的にも克関係の方が先なのではと考えてしまします。あくまで直感的な自然現象を見た時の話です。
つまり、克関係の星マークの方が先な気がしているわけです。
実際には
木は水と火と土がなければ大きくは育ちません。育つ季節もあるでしょう。
火は、木が必要ですが、燃えすぎて手が付けられなくなる前に水か土がいるでしょう。
土は、火入れをして土器として使えますが、木が無いと土自体が固くなりすぎて、土がとれないでしょう。
金は、火入れをして、水で冷やさないとそもそも使えないです。土があれば型もとれます。
水は、ある程度の制限が無いと、時には荒れ狂う波が発生するし、大きい水が凍ってしまうと使い物にならないですし、微生物も誕生しないです。
何に助けられ、何にダメにされるのか、また何を助け、何をダメにしてしまうのか。全てはバランスが大事なのですが、今までの生の教え方に全く納得いってないというお話でした。