皆様、おはようございます。
星見です。
英語教師をしていた夏目漱石さんは「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳したいう逸話があります。
その真偽はどうでもいいとして、とても豊かな表現ですね。
占星術と言えば、西洋などが有名ですが、ここ日本にも星々がより身近に感じられる和歌なんかがありまして、それがとても素敵なので少し紹介します。
私は、和歌も俳句も短歌も詩吟の違いも良く知らないすごい素人ですが、最近とても好きなので紹介します
『あしひきの 山より出づる 月待つと 人には言ひて 妹待つ我を』万葉集 作者不明
「山から出てくる月を待っています」と人には言って あの娘を待っている私です。
なんか、ゆっくりと情景が思い浮かびますね。
こういう感覚だと、確かにI LOVE YOU で月が綺麗ですねは中々分かる気もします。
「今だけは、悲しい歌聞きたくないよ~」よりいいですね。
「袖ひぢて わが手に結ぶ 水のおもに 天つ星合の 空をみるかな」藤原長能
袖を濡らしながら両手を合わせて掬った水の上に、牽牛と織女が逢瀬を遂げる天の川が映っている
ちょっとカッコよすぎやしないですか?
映画のワンシーンを切り取ったような画が浮かびますね。
こんな事を言う人が隣にいたら、お茶でも飲みに行きたくなりますね。
『 月をこそ 眺めなれしか 星の夜の 深きあはれを こよひ知りぬる 』建礼門院右京大夫
月ばかり眺め慣れていたけれど、星の夜にも深い趣があるのだと今夜知った。
今までは、月が満ち足りた様な、栄華を極めた生活をしていたが、恋人が死に、平家も没落に向かい、都から逃げるように離れる旅の途中で読まれたそうです。
月こそが一番きれいだと思っていたが、自分が立場が変わった時、その月の影にひっそりと佇む星々に目を奪われたのですかね。
私も年を重ねたのか、こういうのがグッとくる様になりました。
また良いのあれば紹介します。