皆様、おはようございます。
星見です。
最近私が良くお会いする人で、とても幸せに生きている人がいます。
この方は、元々とある会社の社長さんで、定年退職した後に一線から退いたものの、現在は多くの趣味活動や、元々の知見を活かして、コンサルタントとして活動されています。
この方と出会ったのは、もう数年前になりますが、今ではすっかりお友達であり、月に2回ほどランチに行くほどの仲になりました。
その方を何年も見ていて、成功する人というのはこういう人かと思った事を書いていきます。
そもそもどんな人かというと、昔は普通のサラリーマンだったそうですが、気づいたら全国規模の会社の社長さんまで上り詰めたかたで、定年後も役員として会社に残ることも全然可能でしたが、自分のやりたい事が多すぎて、仕事をしている場合ではないと思い、辞められたそうです。
しかし、面白い事にこの方、仕事を辞めた後に始めた数々の趣味が、現在では仕事に変わっています。
本人も「こんなはずでは無かったのになぁ」とよく言われています。
しかしそれはなぜなのか。そして趣味と仕事の境目がなく現在も楽しんでおられるのですが、その秘訣を聞いてみました。すると、目的と手段を一緒にしてはいけない。とよく言われています。
この言葉は、誰でも一度は聞いたことがあるくらい有名な言葉ですが、それを本当に実践されています。
英語を勉強しようとしても、気づいたら英語を勉強する事が目的になっている。
ダイエットをしようとしても、ダイエットをすることが目的となっている。
彼と結婚しようと思っても、結婚をする事が目的となっている。
これがダメだと言われています。
彼に言わせると、英語もダイエットも結婚も自分が達成したい「何か」の為の手段でしかないと言われます。
そしてそれが、続かない理由なのだとも言われます。
これは、例えですが、あなたが凄くソファー(A)が好きだとします。ある程度使って更に座り心地の良いソファー(B)を買いました。その後、更に座り心地の良いソファー(C)を求めて特注て作ってもらいました。
彼は凄くソファーが好きなので、A,B,Cのソファーを座り比べています。普通の人であれば、買い替えて常に新しいソファーで過ごすと思います。
彼の場合面白いのが、(C)というソファーを作った会社さんから、(A)(B)(C)のソファーを比べる事の出来る家があなたの家しかないので、うちに発注があった場合に、お金を払うのでお客様に座らせてくれませんかと依頼がきます。
今回はソファーを例にとりましたが、こんな事が日常茶飯事に起きています。
こんな事を何十年もやり続けているので、自分のやりたい事や好きな事に賛同者が絶えません。
去年の忘年会や新年会は社長時代より多く、友人や周りの友達なども今までの人より、定年退職してからの方が多いそうです。私もその一人です。
3年前に始めた趣味も、気づいたら仲間から代表を任されていました。
皆様は如何でしょうか。
結婚したいと言われます。しかし、誰かと付き合うというのはあなたが幸せになる為の手段です。
あなたの幸せとは一体なんでしょうか。
この辺りは、人生をかけて導いていく答えなのかもしれません。
かくいう私も、占い師という仕事を選ぶまで、沢山の仕事をしてきました。
逆を言うと、今まで続いているのが占い師という仕事です。
恐らく、人とは何なのか、運命とは何なのかを知るという事が私にとっては、すごく大事な要素だったのだと今なら分かりますが、昔の私にはまったく分かりませんでした。
てか、そもそも占い師なんてなるつもりは毛頭なかったです。
もしかしたら、これは私の本当の欲望ではないのかもしれません。まだまだ変わる可能性もあります。
たまには、そういう事も考えてみてもいいかもですね