政治の事を語らない理由

皆様、おはようございます。

星見です。

当然私の事なので、政治に対しても思う事は色々ありますが、私は表立って政治について話すことはありません。

理由はいたって単純で、凄く小さい世界だからです。

小さい世界と聞いて違和感を持たれると思いますが、私にとって、政治はとても小さい世界です。

現実に生きている我々にとって、政治で分かれる友と敵のような構図は、意味を成しません。

例えば、私がどこかの政党を熱心に応援していたとして、鑑定に来られるお客様が別の政党を推していたとした場合、鑑定を断るでしょうか。

これは、普通に仕事していたら、みんなが思っている感覚だと思います。

地域に、〇〇を応援している人が住んでいるからといって、その人を排除するみたいな事しますか?

普通はしません。

むしろ歴史的に見ても、そのような状況というのは、酷い震災の後や、戦争時の不安を掻き立てるような時に起きる、いわゆる非常時であり、それは通常時では起きてはいけないと思っているからです。

文化や、スポーツが素晴らしいのは、政治の外側にあるからですね。

アーティストが何を応援している事と、その人達の曲は全く別に解釈する必要があるという事です。

サンフレッチェが試合に負けて、他のチームが優勝したとしても暴動なんて起こさないのが普通です。

そして、そういった文化のもつ意味の前では、お金持ちであっても、権力者であっても等しく平等なのです。

音楽を聴きに行っても、お客様は千差万別、音楽の前ではみんな平等です。

これが文化のすばらしさであり、人間の差異を無くすことに優れています。

恐らく宗教的なものが本来持つ役割というものも、ここにあると思っています。

なので、私はスピリチュアルや占いと呼ばれる界隈が好きではありません。

閉鎖的なものは、友と敵を分かりやすく分断し、意識を一緒にするのには優れていますが、それが、私たちの現実的な生活に関係ない場合が多いからです。

また、この分けるという性質自体が、言葉の持っている性質です。頭をよく使う人こそ、その傾向が強いと思っています。

好きなもの同士で集まることが悪いという意味ではありませんので、間違わずお願います。

とはいえ、政治が我々の生活に直結しているではないか!という声が聞こえてきそうですが、

本当にそうですかね。

この失われた30年という時代が、そんな事はあまり関係ないよと教えてくれたようにも思います。

ここまで世界が繋がってしまった以上、日本という国だけでどうか出来るでしょうか。

という理由が私が、政治の事を語らない理由です。

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