十五夜の隠れざる真実!!

皆様、おはようございます。

星見です。

皆様、おまちかね中秋の名月について今回はお話します。

明日、は遂にお月見ですね。

今年の十五夜は10月6日となっております。十五夜といえば、団子にススキなどが一般的なのではないでしょうか。

丸い団子は、「満月」を象徴し「清らかさ」「神聖さ」を表します。

また、ススキは稲穂の代わりで、魔除けの意味もあります。翌日に軒先に飾ると「病除けになる」と言われてますね。

これは、自然と共に生きてきた先人たちの知恵や感謝の心が素晴らしいですね。

しかし、十五夜だけ見ると不吉、縁起が悪いです。

驚きですね。私も初めて聞いたときはビックリしました。

十五夜のお月様だけを見るというのは、片見月といって、昔から縁起の悪い行為とされています。

これは、日本古来からある、両方揃ってこそ完全という考え方です。

調和こそ最高であるという考え方です。陰陽五行論などを元にしているように思います。

狛犬だって対になってるし、夫婦岩、夫婦雛、などもそうですし、返礼品、仕事でもお礼メール、鳥居の入り方、清める水、などなど片方だけという考え方は、偏りを意味し、良くない行為とされてきました。

では、十五夜のもう片方はなんなのか。

それが十三夜です。

今年は11月5日です。

ちなみに、地域によっては、十日夜というのもあり、この三つををみて初めて縁起が良いという地域もあるみたいです。今年の十日夜は12月9日です。

出来れば、縁起の良い事があって欲しいので、こういうのは大事にしたいですね。

ちなみに、曇りだったらどうするのか。

その場合は、月のかけ軸を掛けたり、月が出ていなくても、まるで月がそこにいるかのようにやったり、月見そばを月に見立てたり、色々と逃げ道はあるみたいです。

せっかくの日本の風習なので、こういった文化も楽しみたいですね。

名月や 池をめぐりて 夜もすがら

芭蕉が名月を見ようとしたが、月がなかなか現れず、池をまわりながら待ったという句だそうです。

月は、待つものだったんですね。中々に美しいですね。

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