伏見稲荷に行った話②

というわけで、私は砂澤さんのお塚を目指して行ったわけですが。。。

前回までのお話はコチラ「伏見稲荷に行った話①」

もちろん行くからには、自分で行って良いのかを占ったわけであります。

断易で占った結果、「坤為地 変 兌為沢」という結果となりました。断易をされたことがある方なら、一瞬不吉な予感が漂いますが、しっかり見ていくと中々良い結果となりましたので安心していくことが出来ました。

前日の夜から出発したのですが、出発の夜には幻想的な朧月が出ておりました。

朧月は春の季語との事で、2月末でまだ寒い日が続いているとは言え、春の兆しも感じるとても素晴らしい夜であったのかと思います。(この時は、朧月が春の季語と知りません。)

そしていよいよ、伏見稲荷へ。

朝方から到着しているので、とても清々しい場所でした。人も多く特に観光で来られている方々が国内のみならず海外からも沢山の人がいらっしゃいました。

写真ではわかりませんが、全体的に霧で覆われてるような、どことなく別世界に入っていく気分を味わう事が出来ました。

自撮りしている方々や、撮影されている方の多い事。

邪魔だなぁと思い登ると、足を滑らして怪我をしたという話を聞いておりましたので、無心で登ることをを決意し、いざ伏見稲荷へ。

とは言え、朝も早い平日であれば、中々素敵な時間を過ごす事も出来ます。下山するときは人が2倍以上にいましたので。

やはり行くなら朝ですね。こんな写真も撮ることが出来ます。

色んな神様が祭られてるなぁと歩いていると、突然通常の1.5倍~2倍くらいの大きさの巨大カラスが目の前に止まり、コチラを凝視してくるのです。

湖の周りを取り囲む木の柵の上に止まり、じーっとコチラを見てくるその姿は、人の往来が行き交う祭りなので、道の真ん中で動かずコチラを凝視している人。

まさにそのような感じです。他の仕草や行動も無くただ私だけをみていました。

写真を撮れば良かったなぁと今は思うのですが、その時は

「カラス!うわ!デカ!!」

と思うのが精一杯。。。元々天狗さんとはご縁を頂いているような出来事が多いので、ここでも狐さんではなく天狗さんなのか???と不思議がっておりましたら、私と目が合って飛んで行ってしましました。

あんだけ人が沢山いたのに、そういう時だけ周りに人が全然いないので、なかなか感慨深いものがありますよね。

元々、神様が沢山いらっしゃる場所なので、あまり写真を撮るのも失礼かなと思ってまいたので惜しい事をしたなとも思いましたが、まぁこれはこれで良しとしました。