皆様、おはようございます。
星見です。
親鸞聖人のカッコいいエピソードがあります。
ある時、 が弟子の唯円に、
「お前は私の言うことを信じるか」
と尋ねます。
唯円は、
「もちろんです」
と答えます。
すると親鸞はさらに、
「では、私の言うことに背かないか」
と聞きます。
唯円は、
「背きません」
と答えました。
そこで親鸞は突然、
「それなら、人を千人殺してきなさい。そうすれば往生は確かになる」
と言います。
唯円は驚いて、
「とてもできません。千人どころか、一人も殺せません」
と答えます。
すると親鸞は、
「それでは、なぜ“言うことに背かない”と言ったのか」
と返します。
そして有名な言葉が続きます。
目次
有名な一節
原文では、
「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」
とあります。
現代語にすると、
「そういう業(ごう)や縁が整えば、人はどんな行為でもしてしまうものだ」
という意味です。
親鸞が言いたかったこと
ここを誤解すると、
「悪いことをしてもいい」
と言っているように聞こえますが、親鸞の意図は逆です。
親鸞は、
「自分は善人だから人を殺さない」
という人間の“善人意識”を崩そうとしているのです。
つまり、
- 今たまたま殺人をしていない
- 今たまたま平穏に暮らしている
- 今たまたま理性を保てている
それは、
「自分が立派だから」
ではなく、
「そういう縁にまだ出会っていないから」
に過ぎない、と見ているのです。
とても面白い思考実験ですね。
素晴らしいと思います。ちなみにこの有名なエピソードはAIに聞きました。
次回私のこのエピソードについての感想を言います。
皆さんも一緒に考えてみましょう。